ペットのマルチーズは祖母を愛していた!

マルチーズ

画像引用元:ameblo

13年間、我が家にはミチュアピンシャーとマルチーズの

ミックス犬が暮らしていました。

我が家は現在築70年以上になる古い木造住宅で、

祖父と祖母が苦労して建てたと聞いています。

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マルチーズを飼ってはダメ!

そんな祖母は93歳で大往生を遂げるのですが、

晩年は愛犬と共にご近所の茶飲み仲間に自慢するほど「孫」同然の可愛がりでした。

愛犬は母の知人で当時マルチーズのブリーダーさんから譲り受けたのですが、

家族に同意を得る前に当時祖母は大反対。

口が非常に悪い祖母は「そんな犬畜生を家に上げてどうするんだ!」と、

反対していました。

念願のマルチーズ!しかし!

しかし、母の粘り強い説得に最終的に迎えることになりました。

それから二、三ヶ月経った時の事です。

まだ子犬だった愛犬は食欲が旺盛で、

躾のためのビーフジャーキーを見るとしっぽを振って、

キャンキャン言いながらおねだりしていました。

餌も子犬用のドッグフードを平らげていたのですが、

ある日、餌を与えても全く見向きもしなくなりました。

これはおかしい、何か病気になったのではないか。

10年振りに犬を飼い、昔と比べて飼い方も大きく変わり、

残飯を与えるのはダメだという認識を祖母を除く家族全員持っていました。

食べ物のせい?

これは動物病院に行かなければならない、そう思っていた矢先、

トイレシートの周りをぐるぐるまわり、紫色のうんちをしたのです。

その時は母は気付きました。こえは紫芋を食べていると。

お腹がいっぱいだったので、餌を受け付ける余裕はなかったのでしょう。

病気じゃなくて一安心したところ、ではその紫芋を誰が与えたかという事になります。

そうなると、真っ先に疑いの目は祖母に向けられます。

母は祖母に紫芋を与えたのかと問うと、

本人はやっていない!誰がやるもんか!と否定しました。

祖母が。。。

その頃になると、当時92歳になった祖母も年齢から体調が徐々に思わしくなくなり、

足腰の衰えも見えてきました。それでも、食事時になると愛犬は祖母の元に駆け寄り、

しっぽを振ってまるで見守る様に時々、後ろを振り返りながら、

祖母を居間に誘導していたのです。

当初、犬を家に上げるなんてと拒んていた祖母は、

「おいおい、連れて行ってくれるのか。」と

孫のように接していました。なんともほほえましい光景ですが、

やはり紫芋を与えたのは祖母だ。と誰もが確信、更に、

別の日には煎餅お菓子を与えたらしく、

口の周りにはその食べかすがびっちり付いていたのです。

流石にこれは祖母が与えたのには間違いなく、

最終的に祖母はおやつを愛犬に勝手に与えていたことを認めました。

天国の祖母を見守るマルチーズ!

当時、両親を含め家族全員仕事と学校で、家には祖母と愛犬だけでしたが、

もしかしたら、家族がいない間、愛犬は祖母の良き話し相手だったのかもしれません。

祖母が老衰のため亡くなった後、愛犬は祖母の姿を探し、

仏壇の前でじっとしていることが多くなりました。

そんな愛犬も、13年の生涯を閉じ、

きっと天国で祖母に至らぬおやつを貰っていることでしょう。

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